京都最古の居酒屋神馬に行って来ました。
友達が予約してくれたのですが、二週間前で既に土日満席、辛うじて火曜に予約が取れました。
お料理をいただいて納得しました。
居酒屋の域を遥かに超えて、一流どころの懐石レベル。
一品の値段が高いのも頷けます。
店内は京都の町家らしく奥に長いです。
入ったところはコの字型カウンター。
奥は細長いテーブル席。
お店の料理のレベルを見定めるのはお刺身。
脂の乗ったトロをはじめ、どのネタも鮮度が良く絶品でした。
これから食す料理への期待が高まります。
イチボのローストビーフはとても柔らかくて、肉の旨味たっぷり。特製出汁と良く合います。
鮎はこぶりですがお腹にぎっしりの子持ち。
柔らかく且つ香ばしい、絶妙な塩梅の焼き加減。
頭の苦味も程良いです。
目板カレイの塩焼きは、敢えて皮を剥いた丁寧な仕事がされていました。
うす塩味で柔らかく焼かれています。
ブリ大根はブリの生臭さが一切なく、別に炊いているのか大根にも一切ブリの味が染みていません。
やや薄めの出汁が京風ですね。
フグ身の唐揚げ。
唯一の難点、骨が多かった…。
鯖寿司。
合鴨ロースは鮮度がいいのでしょう、瑞々しい柔らかさと鴨肉本来の旨味があります。
ハモの天ぷら
ビール二本からスタート、熱燗やハイボールをそこそこ飲んで会計は3人で16000円ちょっとでした。
メニューはどれも高めですが、対価として充分納得出来ますね。
おもてなしのときにまた是非来たいです。