古着屋さんで久々のお宝ハケーン!
購入したのはネイビーの英国製バーバリーのトレンチコート。
クリーニングタグには防水加工済とありました。
クリーニングの手入れがいいのでしょうか、
使用頻度が少なかったのでしょうか、
コットンギャバジン生地はシャキッとしていてくたびれた感じが一切ありません。
ベルトの革製バックルカバーも色ハゲ等の損傷が少ないことから、あまり着用されていない製品と思われます。
ブランドタグは古いロゴマークですが、現在もモデル落ちしていない伝統的な定番「ウェストミンスター」モデル。
日本のSサイズ相当でしょうか、185センチの僕には袖が約5センチ短めでした(4センチ出しのリメイクじっし)
裾は元から長めのモデルなので、もっと短くても良いぐらいです。
世界に溢れる全てのトレンチコートデザインの始祖であり、
実際にイギリス軍の兵士が戦場で使用していた機能性がそのまま反映されている本物の風格と重厚感をひしひしと感じます。
ベルトには手榴弾を取り付けるDリング、
両肩には手袋を挟むエポーレット、
ストームの環境下でも風雨の方向によって左右どちらのボタンでも止められるダブル仕様、
折れた襟を伸ばせば首元を完璧にシャットアウト出来る構成になってたり、
そのうんちくは枚挙にいとわないほど。
これらの機能を果たすためにトレンチコートはデザインがうるさくなり、あまり好きではありませんでした。
二年前に フレディ&グロスターで、トレンドを取り入れた細身でショート丈、スッキリデザインのトレンチコートを購入して着回ししてたので、今回は随分敷居が下がっていました。
しかもあまりにコンディションが良い状態なので、これも自分で着ることに。
袖出しのリメイク代は合計5200円(ソーイングたつみ生駒店)かかりましたが、
バーバリーショップでこのコートの最新バージョンが約25万円で販売されていることを考えると安いものでしょう。
リメイク内容は、袖を4センチ出し、併せて両袖の合計6本のベルトループも4センチ移動、
元の袖先位置の折り目跡にはステッチを縫って目立たなくしてもらいました。
バーバリーのコートは、
手持ちのカシミアステンカラーコート、レインコート(「トラベラー」モデル)、ライナー付きフーテッドコート、
そして今回の古着トレンチコートを加えて4着のフルラインナップとなりました。
今回のニューフェイスも適時クリーニングと防水加工のメンテをしながら大切に使って行くつもりです。